親子じかんを楽しめるおもちゃ シロフォン付玉の塔

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子どもが生れて家族が増える・・・すると自ずとおもちゃに出合い、“おもちゃと遊ぶ”な生活が始まります

 

家ではもちろん、お友達の家、おじいちゃんの家、お店、プレイコーナー、幼稚園、学校・・・。

 

いろんな場所でおもちゃに出合うのですが、そんな中でも“あ~出合えて本当に良かった”としみじみ思えるものが『シロフォン付玉の塔』です。

 

 

私がこのおもちゃに出合ったのは20代前半の独身・働き始めたおもちゃ屋さんです。

 

音の美しさ、心地いい玉の転がり方(まさにころころ♪な転がり方なんです。スゥーではない!!)、必ずと言っていい程のやみつき度(絶対に一回では終われない!笑)、作り手さんの素直な想いがす~っと伝わるようなシンプルなスロープのフォルム

 

まだまだありますよ~!

 

“赤ちゃんの時から遊んでほしい”な考えが詰まった玉のつくりなんです。

 

まずは玉のサイズ

 

万が一誤飲の際、のどにひっかかるのではなく、そのままごっくんして後から出てくるサイズです

 

プラス、素材が歯の治療などに使うセメント材のようなものの一種なので安心!などなど・・・。

 

 

はい、語り尽くせないほどの魅力

 

すっかり一目惚れし、それから約20年。

 

いまだに恋しております(笑)

 

このおもちゃの素敵さは、子どもが遊んでいる様子を見ているとさらに実感します。

 

と言うのは、見ているとその時その時の子どもの発達段階がよぉ~くわかっちゃうんです

 

 

最初はただ耳を澄まし音を楽しみ・・・、目が見えるようになり玉の転がりを目で追いかけられるようになる(追視)とじぃ~っと玉を見て楽しみます

 

そのうちその転がる玉を手でつかみたい!な欲求が。

 

手を伸ばすけれど・・・玉が速くてつかまえられない・・・あ~~つかまえられない・・・。

 

 

側で見ていてとても可愛い光景です

 

 

そのうち“もう一回玉を入れて~”とリクエストしてきます。

 

母ちゃんの顔を見て“ねぇ~もう一回・・・”な表情を見せてくれたり、「うっ、んっ・・・」と言葉にならないけれど必死の訴えを!

 

一歳前はまだ小さい玉を上手に指先でつまむことができません

 

それがある日、「あれ!!指でちゃんともってる!!」な瞬間に出合えるんです。

 

すご~い!上手ぅ~!と母ちゃんが感動する横でポトリと玉を落として悲しげな…娘。

 

まだまだ小さい親指と人差し指さんでは・・難しいよう。

 

 

1歳過ぎてくるとそこらへんのゴミまで上手につまんで母ちゃんに“はい、どうぞ”と持ってきてくれます。

そんな頃には玉も上手につまみ遊べる・・・んですが、また次の難関が(笑)

 

次はおもちゃのてっぺんの丸い穴(玉の入り口)で上手に玉から指を離し玉を入れなきゃならない

 

こんなひとつひとつの事が小さな子どもにとってはどれもこれも初めての…練習しなきゃ・・繰り返し遊ばなきゃできるようにならないのです

 

 

時にニタァ~、時にギャ~と泣きながら遊びを重ね昨日は出来なかったのにのに今日はできたね~の喜びを親子で共有できるのは子育ての醍醐味です。

 

こんなひとつひとつの成長を側で楽しく実感できるおもちゃって・・・やっぱり最高やぁ~ん!と書きながらニンマリ。

 

 

自分で玉を入れられるようになると、後はず~っと、ず~~っと何回でも遊び続けます

 

チロリロリン・・・コロコロ・・・チロリロリン・・・コロコロ・・・チロリロリン・・・。

 

ついつい微笑んでしまう音です。

 

何度遊んでも同じコロコロ&チロリロリン、毎日遊んでもいっしょいつも必ず最後のチロリロリン、この“同じ” “いっしょ” “いつも”ということ。

 

これこそが、このおもちゃが子どもを魅了する最大ワードなんだと思います。

 

 

大好きなお母さんがいつも歌ってくれるわらべ歌や子守歌、何十回読んでもらってもやっぱり好きな同じ絵本、シミが付いていても汚れていても好きな同じ服、壊れかけてもボロボロになっちゃっても好きないつものおもちゃ・・・。

 

“いっしょ”や“同じ”は心地よく、優しく、ホッとするんでしょうね

 

このおもちゃもきっと・・・そう。

 

安心できる・ホッとできる繰り返しの遊びにぎゅ~っと包まれているんでしょうね。

 



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