もともと子ども好きな私が“木のおもちゃ・カードゲーム・ボードゲーム・絵本の世界”に出会ったのは17年前。
目の前に広がる世界はひょえー!!な驚きのものばかり。
面白くって楽しくて、大人の自分がぐいぐい引きこまれ、すっかり虜になりました。
その頃から私の大好きなおもちゃゲームのBest3に入るのがこれ、『キンダーメモリー』(ラベースバーガー社)です。
まぁ~シンプル。
え?これだけ?のシンプルなカードゲームです。
果物、動物、乗り物など、様々な絵が描かれたカード。
ひとつの絵柄カードにつき2枚、33組の計66枚が入っています。
ただそれだけ。
このカードを使ってどんな遊びをするかと言うと、メモリー遊び(神経衰弱)です。カードを裏返しにして並べ、順番に2枚ずつめくって同じ絵柄のカードを見つける遊び(トランプでよく遊ぶあのルール)です。
が、この遊び方は小さい子には…難しい。
そこでこのゲームのイイトコ♡が発揮しちゃう訳です。
このゲームはシンプルに“絵のカード”が入っているだけのもの。
だからこそ、ルールは遊ぶ側の工夫次第でいかようにも変えて楽しめるんです。
例えば…
・神経衰弱→4,5才くらいなら10~15組くらいのカードでスタート。慣れてきたり、小学生なら全カード(33組)出しても楽しめる。
・2才くらいの小さい子なら片方のカードは大人がもち、もう片方のカードを表向きで広げます。
「このりんご、どこにあるかな~?」と同じもの探し。2才くらいは“一緒だね~!””同じ~♪”が好きな月齢。いっぱい”一緒だね~”を見つけると楽しい!
・言葉が出始めの頃なら→ゲームと言うよりも言葉あそびとしてカードを使う。
「これな~んだ?」「ワンワン♡」「そうそう、ワンワンて鳴くね~この前お外で会ったよね~」「この犬かわいいね~。」と言葉を引き出しながら会話を楽しむ遊び
・5才くらいからスピード系の遊びも楽しくなります。
片方のカードを裏向きで山にし、もう片方のカードを表向きで場に広げます。山のカードを一枚めくり、同じ絵カードを場から見つけるスピードゲーム
・スピードを競うカルタ遊びもできます。
ただ読み札はないので、問題・ストーリー等を即興で作って読み場に広げた絵カードから探してもらいます。
例えば…船のカードなら「水の上に浮かんで進む乗り物な~んだ?」
かたつむりのカードなら「この歌にでてくるものな~んだ?”♪でんでんむしむし○○○○○♪”」
・しりとり遊びも面白い!!
しりとりになるようカードを並べるのですが…、もちろん上手くつながるカードがない!ってことも。
そんな時には“言葉をくっつけちゃう”んです。
りんご→ごまが大好きなふくろう→うしと友達のカエル→ルンルン気分のオバケ…みたいに。
この遊び方は小学生が大好き。
ユニークなくっつき言葉やへんてこりんワードに大笑いです。
・他にも、うちの姉ちゃんズ(小4・小2)はお話づくり遊びが大好きです。
全ての絵カードを表向きで場に広げ、順番にカードを1枚選びお話をつくっていくのですが、1枚増えるごとにちゃんとお話がつながるようにします。
「あるところに[お城]がありました。」→「そのお城には[オバケ]が住んでいるのです。」→「オバケはお腹がすいて[リンゴ]が食べたくなりました。」→・・・
・娘達はお店ごっこにも使っちゃいます。
店先にカードをずら~っと並べて売ってました。
靴も、ピエロも、虫食いりんごも、あれよあれよと飛ぶように売れていました。笑
…と、我が家で楽しんでいる遊び方を挙げましたが…。
他にも遊び方はいっぱい!
シンプルだからこその柔軟性ありなゲームは遊ぶメンバー・年齢・場所などによって色んな遊び方ができ楽しめることは間違いないです。
このゲームの素敵ポイントはこれまでに書いた『シンプルだからこその遊びの多彩さ』ですが、もう1つ。
それは『言葉を引き出す遊び』だということです。
遊びながら、会話をしながら、たくさん言葉を紡ぎながらの時間の中には言葉の大切さを感じます。
自分の言葉で自分の想い・考えを伝えるという、「自分を伝える」ということに少しずつでも繋がっていく遊びなんじゃないかな~とも思います。
大好きな人とのやり取りの中から生まれる”言葉のあそび”を親子でずぅ~っと大切にしていきたいです。
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